おばあちゃん

父の母、私のおばあちゃんが3月9日亡くなりました。

101歳でした。


いつも元気で、あっけらかんとしていて、前しか見ていないような、そんな人でした^^


運動神経が良かったことが自慢で、

最後の病室でも、3人の子どもに囲まれながら、

脚が速かったこと、洋裁や踊りの先生をしていたときのことを話していたようです。

そして、私の人生は楽しかった、そしてありがとうと子どもたちに伝えたのだそう。


子供に見守られながら、そんな風な最後を迎えられるなんて、

こんな素敵な終わり方ってある?とうらやましいくらいです。


もちろん戦争も経験して、おじいちゃんの赴任地であった台湾から

赤ちゃんを含む3人の幼児を連れて引き上げてきた話を、一度だけ聞きました。

くよくよせず、目の前にあることに突き進み、いつも機嫌よくすごしていると、

こんな風に幸せに長生きできるのかな。


別の意味で大変な時代を生きている私の二人の息子にも

「おばあちゃんは、ま、いっか!の精神でここまで元気でいられたんだね」と

話して聞かせました。


最後に顔を見たら、きれいにお化粧してもらっていて、とっても可愛いくて。

幸せな最後だったから、なんだか明るいお葬式でしたが、

このときだけは思わず涙がこぼれました。